この間の火曜日はアグリムはお休みですので、タイ式の講習に行ってきました。
最近他のお勉強ばかりでタイ式のお勉強は行けていませんでした。
タイの学校で技術は習いますが、なかなかというかほぼ全くと言っていいほど座学はありません。
まぁ、言葉の壁ってのも大いにあります。
タイではタイ人の先生が片言の日本語か英語でしかコミュニケーションをとれないので限界があります。
今回の先生は脱サラして長年タイのバンコクで学校を開校していた日本人男性の先生です。
なので私も安心して日本語で質問できます(笑)。
私のイメージですが、マッサージをするにせよ何にせよ、女性は感覚的で、男性は理論的というか。
子供の頃から男の子は電車とか歴史とか詳しいですよね。「徳川何代目は何とか・・・」とか。
だから男性のセラピストの方が筋肉の名前とかやたら知識ありますね。
まさにそんな感じで、先生はすごく深掘りしてて、知識の泉でした。
この日はタイの伝統医学は何があるか、法としてどうあるか、どうやって伝えられて、教科書は作られたのか、なんてお話しでした。
またタイ式マッサージはタイにおいてどのような位置にあるか、民間療法と伝統医学との違いは?またその話になると仏教と関係もしていきます。
そしてタイ式のマッサージの考え方には『セン』とか『ロム(風)』というものがあります。センと風・・・センと風・・・センと風・・・
私のお墓の前で泣かないでくださいね(笑)。
この「肉眼で見えないもの」をどう受け止めるか、比較的現実主義な日本人は難しいところ。(特に私)
「不可視なもの」というやつですね。
「ツボ」もいくら解剖しても点があるわけでもない。
「セン」はヨガでいう「チャクラ」に近いポジションで、『エネルギーライン』という線があるという考え方ですかね。
「ロム」は風ですので、ロムが流れている経路がセンといったらいいかしら。
人間に風が流れているんですよ、って言われてもなかなか理解しがたいですよね(笑)。
へそが始点と言われていますが、ティッシュペーパー当てても揺れるわけでもないです。
でもそんな表し方をするのが東洋医学の魅了される一部分です。
欧米人からしたら大変ファンタスティックでアメージングな所でしょう。
ちなみに私個人はスピリチュアルなものはあまり得意ではありません。きっとみなさんの中にも同じようなかたもいると思います。
でもね、日本語だと結構使ってるんですよ、「気」は。「気が滅入る」とか「気の持ちよう」とか。
「気」こそ『エネルギー』って感じしませんか?
「気合い」とか「気が散る」とか。私はそれに気が付いてから(←あ、早速使ってた)かなり認められるようになりました。
講習自体の話からそれましたね。
もっと反れるとこの日のお弁当はインドネシア料理のお弁当を届けてもらいました。
インドネシア料理って「ナシゴレン」とかしか知らなかったので上手く説明できませんが、おいしかったです(笑)。
さて後半はその「セン」というものを意識して、指圧を入れるという超基本的なものでした。
超基本と言ってしまいましたが、これがなかなか難しい。職業としてやっていると正直こんなにゆっくりやってらんないよ、という問題もあります。
ただこの日は一人ひとり先生から見本の圧を受け、先生に圧を入れます。普段の講習なら受講者と交代でやって、質問も言ったもん勝ちになるのですが、その点かなりきめ細やかにやっていただきました。
私の番で緊張しつつ、先生にグーっと圧を入れさせていただきました。
すると「君は長く(タイ古式を)やってるね」と言われました。たぶんた躊躇いなく入れた圧と親指の強さだと思います。
褒められたのか?強かったのか?? ・・ポジティブに受け止めたいと思います(笑)。
先生が他の受講者のチェックしている間は練習して待っていたのですが、中には圧を入れるのが苦手な人もいます。
これは私、遠くから見てもわかる。
この人はしっかり圧入るだろうなあ、とかわかります。
だいたいその原因は姿勢だから。
圧が強ければいいって事ではなくて、それが出来るという身体であること、グラグラしたりしないってことがいいと思います。
あとは最初の方に書いた女性の感覚的な部分を生かしつつ経験をたくさん積むことですね。
偉そうな事書いたけど私も含めてです。頑張ります。
さて明日4月29日(日)は早めの時間か夕方以降の空きになります。お早めにどうぞ。
皆さんにエネルギー送ります。
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