こんにちは。荻窪のタイ古式マッサージ アグリムです。
ちょこっと秋の気配を感じ始めましたね。
近年、天気が極端すぎて1年中ほとんどエアコン動かしてる気がします。
目次
ついつい足を出して寝ちゃいます。
私は今の時期、足だけ出して寝るようになっちゃいました。
冷え性の自覚はあるのに足出しちゃいます。
お客様も同じなのか、最近やたらと
『足がつって朝起きた』
と言われます。何故か中年男性の方が多い気がします。
私も経験がありますが寝ているところの無意識なとこから激痛が走ります。
起きたってより起こされた、起きてしまったという感じですよね。
ホントに不快です。
こむら返り
ふくらはぎが攣って目が覚めるのは
いわゆる【こむら返り】ってやつですね。
昔この名前を知った時、とても『コムラ』にインパクトがありました。
その『こむら』とはふくらはぎの事を指します。
主にふくらはぎが攣る状態を【こむら返り】と呼びます。
運動中、激しい運動の後や就寝中に起こりやすくなります。
こむらがえりの症状は?
こむらがえりはふくらはぎの筋肉がギュッと収縮して痙攣が起きると発生します。
いわゆる『攣る』ことですね。
医学的には『有痛性筋痙攣』です。読んで字のごとく「痛みが有る筋の痙攣」です(笑)。
ちなみに『こむら』はふくらはぎのことを指すのでふくらはぎが攣ることを『こむらがえり』と呼びますが、もちろん痙攣が起きるのは皆さんも経験があるかもしれませんが、ふくらはぎだけではありません。
指や太もも、首などもよくあります。同じように攣っても何故かふくらはぎが攣った時だけ名前があってこむらがえりと言ってます。
数秒から数分間のうちに痛みは収まります。
こむらがえりの原因は?
原因としてよく言われているのが、ミネラルと水分の不足、冷え、脚の疲労です。
汗を多くかいた時などに起こりやすくなります。
(※飲んでいる薬などが原因の場合もあります。)
ザックリいうと血液中の水分塩分の
バランスが乱れてセンサーが誤作動してしまう
ということでしょうか。
筋肉の過剰な伸縮を防ぐために筋紡錘(きんぼうすい)と腱紡錘(けんぼうすい)という二つのセンサーがあります。
『キン坊、ケン坊、天気予報~』みたいな(笑)。
もうやってないですね。
ケン坊(笑)は縮みすぎるのを防ぐ働きをします。ですが腱紡錘の働きが弱くなると筋肉が異常に収縮を起こし痙攣を起こします。
そうなるとビ~ンと攣ってしまうのです。
水分、ミネラル不足
上記に腱紡錘の機能の低下と書きましたが、腱紡錘の機能低下の大きな原因はミネラルバランスの乱れです。
ミネラルといっても色々ありますが、カリウムとカルシウムには神経の伝達をスムーズにする働きがあります。
そしてこの2つを調整しているのがマグネシウムです。
マグネシウムが不足すると腱紡錘の働きに影響が出てしまいます。
マグネシウムの多い食べ物
・魚
・豆類
・果物
・海藻
お米などの穀物は精製すればするほどマグネシウムは少なくなります。
お塩も精製したものではなく粗塩はマグネシウムが豊富です。
カリウムの多い食べ物
・ナッツ類
・アボカド
・干し貝柱
・黒砂糖
豆類やイモ類もカリウムが豊富です。
ただ人によっては過剰摂取は禁物です。
カルシウムの多い食べ物
・乳製品
・小魚
・豆類
ほうれん草もカルシウムが多いです。
また含有量だけではなく、吸収率でも変わってきます。
中年男性、妊婦は起こりやすい
お客様でよく足が攣ったといわれる方は圧倒的に中年男性です。
施術していると何となく足が攣りやすそうな方はわかります。
やはり運動量が減り、血行が低下して疲労物質が溜まると筋肉の収縮センサーがおかしくなってしまうようです。
寝返り程度の動きでも起こり得るのです。ちょっと悲しいですね(笑)。
そして妊婦はお腹が大きくなると下肢大静脈を圧迫して巡りが悪くなっていますので、むくみだけではなく脚の筋肉にも大きな負担がかかっていますのでこむら返りが起きやすくなってしまってます。
こむらがえりになってしまった時の対応法
寝ている時にいきなりビキーッとなるとホントにイラっとしますよね(笑)。
そして頭が働かないのでどうしていいかわからない・・・。
寝ていた場合は
足のつま先を自分の方に曲げる(反らす)。
起きている時ならば
つま先立ちをする。アキレス腱伸ばしをする。
こむらがえりを防ぐ方法は?
・運動時には準備体操を念入りにする。
・ミネラルを含んだ水分をたくさん摂る。
・寝る前も少しストレッチやマッサージをする。
寝ている時、布団の重さなどでつま先が伸びた状態のままだと起こりやすくなります。
夏は汗をかいてミネラルを失いがち。適度な塩分も必要ですね。
朝、こむらがえりで起きるのはホントに不快ですから、ぜひ食事も意識してみてくださいね。
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