こんにちは。荻窪のタイ古式マッサージアグリムです。
シェフなどよく腕を使うお客様に伝えるのですが、腕は肩甲骨から始まります。
鳥の羽を思い出してもらうとわかりやすいですかね。
大きな背中の筋肉も使って羽を動かしているであろう鳥は、長時間飛ぶことが出来るんでしょうね。
腕でも背中でも、どっちでもいいわ! と思わず、肩甲骨のことちょっと知ってください。
腕だと思って意識すると、肩甲骨が柔軟になって肩こりなどお悩みが減りますから。
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肩甲骨の周りの筋肉
肩甲骨は背中だと思っている方も多いですが、肋骨の背中側に筋肉が接着剤代わりになってくっついてはいます。
その筋肉は肩甲骨と肋骨に挟まれてなかなか触れない。ほぐすのがちょっと大変。
肩が命の投手はこの筋肉、大事です。重い物を腕で持つ人も。
その他にも、肩甲骨と肩関節、背中を結ぶ筋肉はあらゆる方向に動けるように細かくた~~くさんの種類があります。
去年あたりから肩甲骨を「剥がす」、だけでなく自力で「立てる」人が話題になってましたね。
※ これは剥がして立ててもらってる図。
ボルダリングの選手とか、それこそ腕をよく動かすし、重い自分の体重を腕と背中で引き揚げる人。
強さだけでなく、柔軟性も◎
これが弱ると?
肩甲骨の動きが小さくなると弱って固まります。時々、とんでもない岩ガキみたいな人もいます。
背中も痛くなります。肩も首も痛みます。腰にも影響出ます。
腕と肩が上がりにくくなるから、シャンプーもつらい、Tシャツ脱ぐのも一苦労です。
いわゆるインナーマッスルと呼ばれるもののひとつですが、インナーマッスルは表側の大きな筋肉に覆われているので、基本的に触りにくい。
だからこそ、自力でも他力でも、よく伸縮して固まらないようにします。
チェック
腕を伸ばした状態で、真横から上に上げてみてください。耳に腕の内側が付けばOKです。
ところで・・・この時、肩や肩甲骨、一緒に上がってませんか? 首と肩の筋肉が縮められてます・・・
本当は、シーソーのように腕を上げれば肩甲骨は下がるようにできています。
バレエやヨガを習うと、結構、指摘されちゃいます。正しい姿勢が出来ていると、長時間同じポーズでも苦しくないんです。
バランスよく筋肉が使えているんでしょうね。
しかし、デスクワークが多い人や緊張が多い人は、どうしても肩が上がっちゃうんです。
上にばかり引っ張り上げられていると、肩凝りますし、肩甲骨の動きがダウン。
肩甲骨は柔軟に
上がってしまった人は、そのままの状態から肩と肩甲骨を下に下げてみてください。下に引っ張られるように。
わからない場合は、片方の手を反対の肩に置いて肩が上がる感じを確認してから、今度は上がらないように押し下げつつ腕を上げてみてください。
腕を上げる時は、肩甲骨が上がらないように、気にかけてみてください。
姿勢も良くなる=見た目が良くなるし、肩こりのお悩みが減ります。
それから、あらゆる方向から筋肉が引っ張り合いをしている肩甲骨ですが
テントみたいに一か所の引っ張りが強くなると、テントは弱くなり崩れます。
で、どうすんの?
一番簡単なやり方でいいですかね? 前・後・上・下など、色んな方向に良く回して動かしてください。
最初に書いた通り、腕の一部みたいなものだから、腕を動かせばいいのです。
腕というか、肘から肩甲骨。肘を曲げて肩をタッチしていたほうがよく伸びますよ~~
ぐりぐり、イタ気持ちいいところ、引っかかるところはゆっくり数秒キープしておいてください。
あと、もうひとつは猫背の人におすすめなやつです。
↑ よくある肩甲骨寄せかと思うじゃないですか? でも、コレもほんのひと工夫で効果アップします^^
まず、タオルを身体の前で持って、肩幅より少し長くします。それで、6秒間、思い切り外に引っ張ります。
動きはほぼないのですが、胸の筋肉に緊張感を与えて「これから伸びるんだぞ!」と目覚めさせてやってください。
このひと手間を先にしてから先ほどの写真のポーズをとると、
胸の筋肉が目を覚まし、何もしないよりもよく伸びます。
肩甲骨を剥がすのに、場所もいらずに楽な方法です^^
順番通りに書くと、
① 身体の前でぐーーーー!とタオル引っ張り 6秒
② 身体の後ろの腰の辺りの高さでタオルを引っ張り、ゆるめの胸のストレッチ 30秒
ひと手間加えるだけで変わるので、一度お試しあれ^^
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