先日ふと思い出したんです。
以前、芸人キングコングの西野亮廣さんが言ってた言葉。
『タモリさんに飲みに誘われて「西野、絵描いてみたら?」って言われて絵本を書いてみた。』と。
そんな彼は今や絵本作家としても大活躍しています。
絵本じゃなくてすいません。
なんかこの「タモリさんに言われて・・・」という話、他の芸能人も言ってた気がするのです。
幼少期の私は親よりもテレビといる時間が長く、芸人B&Bがやっていたお昼の番組『笑ってる場合ですよ』が好きでした。
今調べたら1980年から1982年のたった2年間しかやってなかったみたいですね。
いわゆる『漫才ブーム』の世代の人たちが出ていたと思うのですが、好きだった割りには子供すぎて番組の内容は一切覚えておりません。
ただ最終回の最後は覚えております。『笑ってる場合ですよ!』とこぶしを斜め前に突き上げて終了しました。
数日後『森田一義アワー 笑っていいとも!』が始まるわけですが、これは子供の私には受け入れられませんでしたねー。
サングラスしたおじさんが歌って登場するのですから。でも32年後の私は泣きながら最終回を観ることになりました。
話は逸れましたが、SMAPをはじめ、多くの芸能人に影響をあたえております。中でも草彅君は27時間テレビのマラソンを「タモリさんのために走る」と言ったエピソードもあります。
(ちなみに最終回のビストロSMAPでゲストに呼ばれたタモさんは、勝敗を「判定無し」で終了しました。)
この慕われ具合は「笑っていいとも!」の終了が決定してから、とんねるずが「なんでもやりますから」、とレギュラーを直訴したことにも表れています。
(とんねるずはオーディションでタモさんが面白いと言ってくれたことからはじまったそうです。)
ゆるーいスタイルを貫き通してお笑いの人にしてはあまり喋らず、でもしっかり見ていてくれている、そんなタモさんの発する言葉故、じわりじわりと響くのだと思います。
ここで言いたいのは
何を言われるかではなく誰に言われるか
なのではないかと。
あなたもきっと若い頃、母親に「部屋を片付けなさい」と言われても聞く耳持たなかったけれど、例えば好きな異性に「部屋がきれいにしてる人っていいよね」なーんて言われたら寝る間を惜しんで片付けをしたと思います。
とはいえ母親を軽視しているわけでは無いのですよ。
近すぎると響かないもんなんでしょうね。大事にしないといけません。
私も「だから前に私も同じ事言ってたじゃない!」ってキレられましたから、今同じ店内にいる人に(笑)。
なので言わせてください、
タイミングってのも大いにあります。
あの時はわからなかった。これもよくあります。
中学生が修学旅行で京都に行っても全然良さがわかりませんでした。
「寺なんか見ないで大阪行きたい」そう思ってましたが、今や仏像の本を買ったり、隙あらば京都行きたいなーって言いますからね。
人の思考って変わるもんです。なので相手の変化も受け入れなくてはいけないですね。
外に出て刺激を受けるような人に出会うってのも大事です。だって近い人は難しいから。
それにしてもタモさんの番組はどれも長寿じゃないですか?
私の一番好きな番組『タモリ俱楽部』をはじめ、いいとも、ジャングルTV、ミュージックステーションなど・・・。
これも頑張りすぎないゆるさと人望ゆえなのではないでしょうかね。だから響くんですね。
しかも何故か『Mステ』とか『いいとも!』のエンディングにはどえらいBIGな外国人アーティストとか出ますよね。
なんですかね、あの力は。
影響力のある人、こんな人があなたの会社にもいるといいですね。
今回も全く身体の話じゃなくてすいません。では。
※絵は馬場です。
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明日4月20日(金)は現時点13時からです。ちょこっと空きもあります。
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