【病人を呼んでしまう木⁉】荻窪 タイ古式マッサージ アグリム

こんにちは。

先日ようやくビワの葉チンキを仕込みました。

私は昔ながらの『おばちゃんの知恵』的な民間療法が好きなのです。

この先に書くことは、化学的な薬を使わない民間療法ですので、薬と病院が大好きな方に向けては書いておりません。

悪しからず。

皆さんは流石にビワは知ってますかね?

ちょうど5月後半くらいからが旬の時期になります。

子供のころオレンジ色が好きだった私は給食でビワが出てきて色とおいしさに虜になりました。

あまりに好きすぎて給食で出たビワの種を持ち帰って植えたら、芽が出たんです!!

食への執念すごいですね(笑)。

残念ながら引っ越してしまったので無くなってしまいました。

まさか今こうしてビワの葉について書く日がくるなんて思ってなかったので、もったいないことをしましたね。

『病人が集まる木』??

ビワの葉は古代仏教経典『大般涅槃経』で「大薬王樹」という名で「枝葉根茎ともに大薬あり」と記されていたそうです。

読んで字のごとく、枝も葉も根も茎も大変薬効があるということです。

また中国ではその薬効から病人やその家族がビワの葉を求めて集まってしまうことからむしろ縁起が悪いものと言われていたそうです。

確かに私もビワの葉を求めて探しながら歩いてましたから当たっているかもしれません。

どんなことに有効なのか?

・アトピー性皮膚炎

・あせも

・ガンなどの痛みの緩和

・咳、痰

・下痢

・切り傷、やけど、虫刺され

・ニキビ

・むくみ

など

特にガン細胞の増殖を抑える力や痛みを抑える力は注目を浴びています。

ビワの葉は炎症を抑える作用があるので、かゆみや炎症があるときに有効です。

アトピー性皮膚炎、あせもや湿疹にも効果を期待できます。

ビワの葉の成分

・タンニン(利尿作用)

・サポニン(血行改善、解熱、利尿作用)

・アミグダリン(ガン)

・リンゴ酸(美肌、代謝アップ)

・クエン酸(疲労回復)

など

ちなみにビワの果実は『ベータカロチン』『ビタミンC』などが含まれているので、皮膚を丈夫にし、老化防止などにもいいです。

アミグダリン 薬も過ぎれば毒となる

なんといってもビワの葉の期待できる成分は『アミグダリン』です。

ガンの発育を抑制させる働きがあったり、モルヒネ以上に痛みを和らげる働きを持っています。

痛みだけでも和らげてあげたい、と思うご家族の方もいると思います。

ただこのアミグダリンという成分ですが、一方で有害物質でもあるとも言われています。

この成分は未熟な果実や種子に多く含まれており、一度に大量に摂取してしまうと毒性が高まるといわれています。

アミグダリンはビワだけではなく、バラ科のアンズ、桃、アーモンドなどに含まれ、未熟の時も同じです。

効果を期待して何事もやりすぎなのは危険です。あくまで適量を心がけましょう。

 

ビワの葉チンキの作り方

こんなに万能なビワの葉のエキスを抽出します。

薄めて肌につけても飲むこともできます。(お子様はかなり薄めてください。)

アルコールがダメならうがいでもOK.

虫刺されや切り傷、ニキビにも効果的なので小さいボトルに入れて持ち歩くのもいいですね。

★まずビワの葉を用意します。

チンキを作る場合は20枚くらいあるといいと思います。

できるだけ緑色が濃いもの、葉が大きいもの、黒い斑点がないものを選びましょう。

★35度以上のアルコール(ホワイトリカー)

★消毒した漬け込む容器

 

・ビワの葉を綺麗に洗って、葉の裏の細かい毛をたわしなどで擦り取ります。

・1~2センチくらいに刻み1日天日干しして乾燥させます。

・清潔な容器にビワの葉とアルコールがひたひたになる程度に入れます。

・冷暗所に保管

・2週間に1度位上下に動かして入れ替えます。

・3か月くらいでエキスが抽出され茶色い液体になります。

気になる場合はコーヒーフィルターやキッチンペーパーで濾してください。

ビワの葉エキスの使い方

 

完成したビワの葉エキスはガーゼに染み込ませて患部に当ててください。

個人差がありますので最初は薄めて始めてみてください。

3倍程度に薄めてお酒として飲むこともできますし、うがい薬としても。

 

ビワの葉のほかの使用法

★お茶

(※ビワの葉の細かい毛はしっかり取って乾燥させます。)乾いたらミキサーなどで粉砕させます。カフェインフリーです。

★ビワの葉温灸

ビワの葉温灸はもぐさをビワの葉でやるものや、熱したこんにゃくの下にビワの葉を置き患部に当てる方法などがありますが、一番簡単なのが、ビワの葉を二枚を火であぶってツヤのある面を10回くらいこすり合わせて直接皮膚に当てる、という湿布法もあります。

★ビワの葉風呂

煮だしたビワの葉茶を入れる。

★粉にして料理に混ぜる

ガン患者がこれを実践してガンが消えた、という話があります。

 

これらは多くの方が症状の改善が見られたという話がありますが、必ずしもガンやアトピー性皮膚炎が治るというわけではありません。

注意点を踏まえたうえで、信じる信じないはあなた次第です。

一つに偏らず、食べ物などもバランスを心がけてください。

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