こんにちは。先日久々実家に帰りました。帰り際にいつも何かを持たせてくれるのですが、(私の意志は無視で強制的に)今回は重たい野菜たちとドクダミの葉を乾燥させたものでした。
実家では色んなお茶を飲んでいました。少し癖のある杜仲茶も普通に飲んでました。
今回は強制的に持たされたドクダミ茶について。
目次
どくだみとは
どくだみはドクダミ科ドクダミ属に属し、北海道を除く日本中に生えている多年草で、6月から7月の梅雨の時期あたりに小さな白い花を咲かせます。
ドクダミは、毒を止める、毒を溜める、毒を抑えるなどの解毒の意味から来ています。またゲンノショウコ、センブリと共に三大民間薬草で十の薬効があることから十薬とも呼ばれています。
ドクダミは非常に生命力が強く、湿度の多い土地でよく育ち、必要としていない人には厄介な雑草ともなってしまっています。
葉はサツマイモの葉に似ていて、茎は赤みを帯び、そして一見「白い花が咲いている」と思いがちですが、白いがくの中心から出ている黄色い部分が花となります。
実はスーパー万能薬!ドクダミ茶の効果
1便秘
ドクダミに含まれる成分はお腹を緩くする緩下作用があります。また悪玉菌を除去し、腸の働きを正常化してくれます。
飲んで緩くなりすぎたら量を減らしましょう。
2むくみ
ドクダミはポリフェノールの一種「クエルシトリン」という成分が利尿作用を促進し、膀胱炎、腎炎を予防します。
水分代謝が上がればむくむくの脚もスッキリしますね。尿と共に老廃物も出しちゃいましょう。
3美肌
ドクダミは様々な化粧品にも使われています。「クエチートラン」という成分が毛細血管を拡張させ、血流をよくし、肌の色艶もきれいに見せます。
また消炎作用もあるのでニキビ肌にもおすすめです。美白効果の高いクロロフィルも含まれています。
4高血圧
利尿作用により排尿が増えると身体の塩分も排出されます。
5アレルギー
ドクダミは毒性のある重金属を排出する解毒作用があります。
6血液サラサラ
ドクダミの「イソクエルシトリン」の効果で毛細血管を丈夫に維持して血行を促進します。血管を強化して高血圧、動脈硬化の予防にも。
血液サラサラになれば冷えの予防にもなります。
7認知症予防
認知症は脳の血流が大きなカギとなっています。ドクダミは毛細血管を維持する働きがあります。
主な成分の特徴
【クエルシトリン】
クエルシトリンは利尿作用の効果が強く、それによって身体の中の毒素を出してくれます。
また便も柔らかく出を良くします。
【カリウム】
カリウムは塩分の調節には欠かせないもので、カリウムが不足すると脚がつりやすくなったり、ナトリウムが過剰だと高血圧になりかねません。
また夏バテもカリウム不足が一因でもあります。
また他にもカルシウム、マグネシウムが多く含まれています。
ドクダミ茶の作り方
・なるべく排気ガスなどのない綺麗なところのドクダミを採取します。
・綺麗に洗ってざるなどに広げ、晴れた日は3~5日間くらい干します。
・パリパリになったら2~3㎝くらいにカットします。
・ドクダミは湿気を嫌いカビも生えてしまいますので更にフライパンで炒るか電子レンジでさらに水分を飛ばします。
・出来上がったものはお茶パックに入れてもいいですし、煮出すかティーポットで抽出しても。
・保存は湿気を避けるようにお茶の缶や密閉容器がおススメです。
飲んでみよう
正直好き嫌いはあると思います。
そんなにおいしい!というものではありません。
飲みにくい場合は他のはと麦茶や黒豆茶などと割ってもいいと思います。
またお腹が緩くなりすぎる場合は量を減らしてくださいね。
身近にあるスーパー万能茶、是非作ってみてください。
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