こんにちは。荻窪のタイ古式マッサージ アグリムです。
タイのネタばかりが続いてすいません。では懲りずに今日もタイの話を(笑)。
さて、久々に行ったチェンマイにはオレンジの自転車があちらこちらに停まっています。
私はチェンマイに行った際はスクーターを借りるのですが、電話したらFULL(空きが無い)と言われ、それからなんせ今回はチェンマイ12時間のみの滞在でしたので、返しに行くのが面倒な気がしてきてバイクを借りるのはやめました。
チェンマイで行く所は決まっていて、まぁ足がなくてもどうにかなるだろうと。
まず必要な用事から手を付けました。
買い出しです。
そして2時間もしないうちに後悔しました。足が無いことを。
『・・・この荷物どうする?』
繁華街とは言えない所にいたので買った物の多さに途方に暮れました。
なので試してみました『MOBIKE』
MOBIKEは北京に本拠地を置く自転車シェアサービス。
すでに日本でも導入されています。
暑いチェンマイで大荷物で動けない状態でしたので、wifiのあるお店で休憩しながらアプリを入れました。
https://itunes.apple.com/app/id1044535426
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mobike.mobikeapp
《私の失敗点・其の一》
アプリを日本にいるうちに入れておけばよかった~!
いくらwifi天国タイランドとはいえ、アプリをダウンロードし、登録するのはちょいと面倒。
登録の際は電話番号、メールアドレスが必要です。そして承認コードも受け取って入力しなければなりません。
(ちなみに日本の国番号は+81です。)
そしてクレジットカードが必要です。
とりあえず今回は短期間使う前提で書きますが、料金は事前にチャージしておくシステムです。
基本30分10バーツです。
私はこれさえあれば鬼に金棒という気分になったので100バーツチャージしました。
この段階で5時間は乗るだろうとやる気満々だったのです。この時点では・・・。
借りてみた
さて炎天下の中でどうにか楽に移動したい私は早速自転車を借りてみました。
冒頭でチェンマイの街中に停めてある、と書きましたが、乗り捨ててある、が正しいです。
アプリを立ち上げると地図が現れて、どこに自転車があるかわかります。
しかしそんなことしなくてもそこら中に自転車が置いてありますのですぐに見つかります。
さてどうやって使うのか?
自転車のハンドルの中央、もしくは後輪のロックする部分にQRコードがあります。
MOBIKEのアプリを開くと【ロック解除】をタップするとバーコードを読み取りますので
スマホにバーコードを読み取らせます。
するとガッチャンとロックが解除されます。
まずはちょっとそこまで乗ってみた
目的地の向かい側に自転車があったのでそこの自転車を借りました。
道路を渡ってから更に大量に買い出しして、あぁ荷物は増えちゃうな・・・
ふふっ、でも大丈夫、私にはもう自転車があるのだ
《私の失敗点・其の二》
目的地の向かいで自転車を借りて道路を渡りました。
そしてここでちょこっと時間を費やす予定なのです。なので30分10バーツとはいえもったいない。
道路を渡って目的地の前で、自転車を停めて安全のためにカギをロック。
チェンマイは治安がいいとはいえ、一応、ね。
そしたらスマホにお知らせが来ました・・・
利用時間2分。
30分で10バーツ使えるところを2分で10バーツ使ってしまいました。
そうか、私は借りたら一時的なロックは出来ると思ったのですが、使い切りなんですね。
ロックをしてしまったのでまた乗るには再度バーコードをスキャンする必要があります。
正直乗りにくい
さて再び移動開始です。
先ほどより更に荷物は大幅に増え、自転車の前にある浅いカゴにテトリスのように積み上げて、さらに入らない分は片手で持ち、走り出しました。
タイは洪水になりやすいからでしょうか、道路と歩道にはかなりの高低差があります。
歩道の端はスロープになっているわけでもなく、歩道自体も電柱が真ん中にあったりガッタガタです。
なので歩道に上がるにしてもいったん降りてタイヤを持ち上げて、走り出しても電柱が邪魔で結局降りなきゃいけなかったり。
車道を走ろうにもバイクは多いし、今回は荷物を抱えながらなのでグラグラしてちょっと怖かったのです。
ガタガタ道を片手でカゴを抑えながら走り出しましたが、ここで難題が。
通常ならハンドルを左に切ったらカゴも一緒に左に来るはずなんですが、
おそらくハンドルの軸のところにカゴがついてるんでしょうね、
左手でカゴを抑えながらハンドルを左に切るとカゴは正面のまま動かないので手が届かなくなっちゃうんです!
伝わりましたかね(笑)。カゴとハンドルが同じ方に曲がってくれないのです。
ホントにしんどかった(笑)。
乗ってもすぐ降りて、の繰り返しで歩行者に抜かされるありさまで心はポッキリ折れました。
チェンマイにはコインロッカーがないので結局チェンマイにいる友人にSOSを出して自転車はまたすぐに返却しました。
MOBIKEの問題点
とってものんびりしたチェンマイ。
しかしこのMOBIKEはこの状態では長く続かないような気がします。
だってそこらじゅうに自転車が放置されているのですから。
日本などではちゃんと駐輪ステーションがあってそこに返すのですが、
まだそうじゃないようなので、例えば自分の家や店の前が自転車だらけだったら・・・嫌ですよね。
業者側もGPSで回収するようなのですが、5メートル置き位に置いてあったら回収するのも効率悪いですよね。
素朴な疑問としてどこまでがチェンマイの範囲かもわからず、例えばすごい遠くに放置されたらどうするんですかね?
(ちなみに利用者にはスコアがあって減点されるかもしれません。)
あと例えばですが、3人で自転車を停めカギをロックしてカフェに入り、出てきたら一台無い、なんてことも多いにあり得ます。
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ちなみにアプリは距離やCO2カット量、消費カロリーも表示され、残高もわかります。
ここに『マイスコア』もあり、減点加点されるようです。
アプリを立ち上げたまま走ると地図も出ます。
また、長期で借りることも出来るようです。
今のところ無法地帯なので(笑)厳しくなる前にどうぞ。
ただし運転にはくれぐれも気を付けてくださいね。
では。
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