こんにちは。 先日はタイ古式の勉強会に行って参りました。
先月も行ったのですが今回も施術ではなく座学です。
と言っても解剖学でもなく、タイではタイ式マッサージがどのような存在であるか、どんな研究がなされて今日まで存在してきたか、というような話です。
先月はタイの伝統医学が法整備されてここまで守られてきたのかちょっと歴史の話っぽかったのですが、今回は学術研究の歴史という感じです。
どういう学術研究されてきたか、という話です。
お客様にタイ古式がどうやって今日にたどり着いたか、なんて聞かれませんし、
これ、正直言うとこの講習を受けてからってストレッチの技が増えるわけでもなく・・・なのですが、何が変わるっていったら
自分たちの価値が変わる
そんな気がします。これだけでもいいんです。
タイ式マッサージやagrimでも行われているタイのハーブをふんだんに使った産後ケア「ユーファイ」はタイだと保険がきくのです。
観光客は違いますよ。
「え、じゃあみんな医者なの?」とか言われそうですが、考え方が根本的に違います。
「東洋医学」「西洋医学」なんて言葉がありますが、まさにそれ。
西洋医学は対処療法なのに対し、東洋医学は根本から治す、という考え方なのです。
タイ式マッサージは薬に頼らず、自分自身で健康管理ができ、あるべき姿になる。
タイ式マッサージのセラピストは相手を助ける手段があり、(薬ではなく)人に頼られることで自信にもつながります。
国も薬代を減らすことが出来るため、健康増進のためのタイ式マッサージに価値を認めたのです。
あとはタイ式マッサージの訓練施設のお話しがありました。
興味深かったのは脳性麻痺の子供のための施設。
もちろん障害をもった子供たちの痛みや麻痺の軽減のためでもありますが、
障害をもった子供たちの両親やケアに当たる人のためのタイ式マッサージ訓練科目があるそうです。
訓練の後自宅でタイ式マッサージで子供のケアが出来るようにです。
これってタイならではです。
そしてこの麻痺がある子供たちはタイ式マッサージによって様々な改善が見られたそうです。
子供たちが少しでも良くなったら嬉しいし、何より経済的な負担も減りますね。
私たちは治療家ではありません。
なので「治す」ってことは出来ないので、どうしても立場的に弱いと思ってしまいます。
ですからこうしてタイ式マッサージが研究され、すばらしい結果が出ると嬉しく思います。
そしてタイ式マッサージの良さがじわりじわりと普及すると・・・アグリムはまた忙しくなりますね(笑)。
という事で明日は12時からのご案内です。
お早めにどうぞ。
↓お昼ご飯はナシゴレンのお弁当でした!
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